細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

×××HOLiC アナザーホリック ランドルト環エアロゾル

CLAMPのxxxHOLiCのノベライズ。でもって、西尾維新。本屋さんで見かけたときに手にとって見る気になったのは、通ってるあるブログで最近戯言シリーズが取り上げられていたからです。気にはなるけど読みたくないような、ってところでxxxHolicを見かけ…

彩雲国物語 緑風は刃のごとく

県庁所在地のいつものコミックショップでも、最後の1冊だった彩雲国。買えてよかったよう(>_ さて、またしても新キャラですが、最初は生温かい眼で見ていたんですけど、やっぱりいいよう(>_ でもって次回からいよいよの藍様編(ですよね?)、すごく楽しみ…

アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書

大学の英文学の先生が書いたアメリカ史の教科書(小学校1〜6年生用)を編集したものだそうで、左ページに英語、右に日本語。写真もたくさん日本人向けコラムもたくさん、ぎっしり286ページで1500円。日本語しか読みませんでしたが、買って英語も読もうかなあ…

セキララ結婚生活

けらえいこ。あたしンちの作者さんですね。普段は行かない古本屋さん、初めて言ったらコミックにはみんなビニールがかかっててびっくり、で、ついつい開いてた単行本であるところのこれを読みふけり。 わたしはあまり不潔でない世界に住んでいるきれい好きで…

うたたねうさぎの見る夢は

永田萌。だけど画集じゃなくてエッセイ。何になりたいかははっきりしていなかったけど、働くひとになりたかったという望み、いわさきちひろへのつよいつよい憧れ、だんなさんとの(ごく稀にしかしない)仕事の絵をひっくり返す刺激とか、・・・・・。いまで…

きみの友だち

重松さんは、ジュブナイルじゃあ、ないよね?(<分けるな) これこそヤングアダルトのような、そうは取り扱われていないような、・・・しかし、配架の問題は圧倒的に重要だ。どこに置いたら誰の手にとってもらえるのか。いや、うちの図書館のヤングアダルト…

国境の南 太陽の西

村上春樹。私これ、読んだこと・・ない、よねぇ??・・・それが思い出せないのもどうかと思うんですが、ストーリーは全く未知のものなのですが、タイトルの印象が前読んだような違うようなう〜ん・・・。まあ、いいや、図書館でタイトルと装丁と適度な厚み…

よくわかる囲碁 序盤の打ちかた―ツギかたヒラキかたの急所

あ、あれ、買うつもりじゃ・・・買っちゃった(^^ゞ。 小川誠子六段。や、この週末ゲームをしたりコミックス読み直したりヒカルの碁に漬かっていたからついついうっかりというのはわかっているけど・・・・・。ごくたまに、ネットで碁を打ったりしてます。け…

パレオマニア 大英博物館からの13の旅

池澤夏樹。のっけに男はフランス語ができないとか書いてあったから、だいぶ古い本なんだと思ってたら全然新しいじゃん!イラク戦争の直前にイラクに行った、それも含めたそんな頃の旅13か国+α。・・もう返しちゃったからフランス語のくだり今確認できない…

甘えの構造

土居健郎。古い図書館も悪くはない、って一例だったり。一度は読んでみたいと思っていたので、そして予想外に薄かったので(笑)借りてくる。 ええと、一度読めば十分なのかもしれないけど。たぶんこの裏にはたくさんの臨床体験があるのだけれど、それを書か…

マリア様がみてる 大きな扉小さな鍵

瞳子ちゃんがいとおしくてなりません(涙)。お話は、ついに祐巳ちゃんを卒業してしまったみたい。あとがきで書いておられる「視点」の話は、そういうことだと思います。1年生コンビに期待ができる、痛々しくも素敵なお話でした。 祥子さまはあくまで祐巳ち…

魔女の宅急便その4 キキの恋

その3とその1を半分づつって感じかな。胸をざわざわさせる部分と、おだやかに嬉しい部分、まとまりはずっとざわざわの3巻の方がたぶんよいけど、でも、どっちが好きかと言われればこっちかも知れない、恋の話だけじゃないけどこの恋はよい。それに加えて…

ローワンとゼバックの黒い影

ローワン4作目。図書館で読了してしまえる分量が嬉しい。でもいつもながら起承転結も冒険もしっかりしてますよ。うわ、今回も「戦闘」を、しかも見事に回避したなあというのが第一印象。あっさりと爽快で意外かつ決してご都合でなく、うまい〜。 約束を破る…

変なお茶会

佐々木マキ。薄い、小さい、絵本?子ども向けとは、たぶんいえない。にやっと、変な、本。電動自転車のフォルム、麒麟の乗り方、そんなのが愉しい。地名がたくさん、・・・よくわかってない(^_^;) ・・・お金出して買う気にはたぶん私はなれませんが、図書館…