細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

時の旅人

アリソン=アトリー。メアリ=スチュアートの時代とのタイムファンタジー、ちょっとしたご縁があって借りてきましたv 時を行き来する神秘と不安と喜びと、小さく確かなロマンスと、メアリ=スチュアートをめぐるスリルとサスペンス?・・・いえそんなことは、…

ご冗談でしょう、ファインマンさん 上・下

エッセイといいますか回想録?しかしものすごくエンターテイメントでした。物理学者ファインマンさんの、愉快な日々。考えることが好き、人を煙に巻くのが好き、女性が好き、人生賛歌かな。やだな、こんな面白さのかけらもない感想^^;。とにかく、(ちょっと…

ハワイイ紀行(完全版)

池澤夏樹♪案外まだ読んでないのあるんだな〜、ということも嬉しいです。文庫では最後の2章が書き下ろしのようでそれで”完全版”ってことなのかな?天文台銀座とか全然知らなかったし人間が発熱体ってそれはそうなんだけどそういう些細な表現とか、好きで、そ…

ふたりで読む教会の結婚式 大切な12のこと

実用、じゃまずいのかもと思いつつ、前回の似たような本の記事もいまチェックしたらこのカテゴリにしてました(笑)。うん、ぶれてない。筆者は吉村和雄さん、品川教会の牧師でいらっしゃいます。 可愛らしい絵で、とても親しみやすかったです。よい夫婦にな…

記憶の国の王女

ロデリック・タウンリー、布施由紀子訳。原題は「とてもすてきな大きなこと THE GREAT GOOD THING」読んでる最中に原題の見当がついてしまう(原題は作中に出てくるので)タイトルの意訳というか変更も微妙だけど原題どおりでは内容がわからないのを嫌った気…

四季の彩り―秩父路の民話

市川 栄一、池原 昭治。こういう再話の取り組みがあり、ちゃんと出版されていて、ちゃんと地元の図書館がそれを持っているのが素晴らしい。♪ってあれ、ここって秩父ですか?(違うような。) 転勤族って、こういうところはだめですなぁ。いやこういうところ…

空の中

有川浩をだんだんさかのぼって行っています、っていうか引っ越していまの図書館で最初に検索かけて最初にネット予約した本。18人待ちをついに借り、もちろん読んで速攻返しましたよ。いやはや、待った甲斐ありました。海の底より痛くなくて甘さ強めで、で…