細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

人事と法の対話

すごく読みやすい対談&鼎談。人事管理論の守島基博先生と労働法の大内伸哉先生、そして企業の実務担当者。オビに「幸せ」が出てくるけれど、読んでいると幸せになるような感じ。企業が社員の幸せを追求する(なぜならそれが企業にとって合理的であるから)…

僕たちはガンダムのジムである

常見陽平。タイトルの上手い本かと思いきや、中身もあれこれガンダムでした。もちろん、仕事の話です。最後の方少しは、ガンダムを目指す話になっちゃってないか気になるのですが、ノンエリートたる仕事のまっとうさを、読ませるタイトルで訴える、大事な視…

日本経済論/ケインズとハイエク

松原隆一郎。お話を聞く機会があって、この2冊が課題図書だった、という契機。ケインズとハイエクの方は、読み進むのに結構かかりました(^_^;)。経済の素養が薄いから・・・でも、か、だから、か、ケインズとハイエクの方が楽しかったです。知らないことが…

銀の匙

荒川弘のコミックが出ていなかったら、多分これを読むことはなかったんですよね(笑)。もちろん、内容は全く関係ありません。中勘助の「銀の匙」。解説の橋本武さんが灘高の先生だというのは、買った後で知りました。 さて本文も脚注(解説)も、とても柔ら…

旅猫リポート

私は猫好きに分類されない類の人間なので(嫌いではなくむしろ好きではあるが、猫好きの方の猫ずきっぷりときたら到底私ごときが足元に及ぶものではない)、実はすこし敬遠していてちょっと手を付けていなかった有川浩でありますが、読みだせばやっぱり有川…

ハーバード白熱日本史教室

歴史、ではあるけれどむしろ教え方、について語るものかな。さらりと読めたのでうっかり立ち読みで読了してしまいました(^^ゞ。タイトルは、というかこの手の(タイトルの)本の企画は出版側が出すんだよねぇ。日本人向けに出すのなら、教え方に絞るべきだっ…