細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

働く。なぜ?

新日鉄で長く人事を担当された中澤二朗氏の仕事論。これぞメンバーシップ!って感じですが、しかしやはり教えられます。毎日の仕事の中に(その向こうに)何を見るか。キャリアを進んできたはずの、進んでいなければならないはずの位置にもう自分はいて、ち…

ヒア・カムズ・ザ・サン

有川浩、大人の、親との葛藤の物語。なんかいいようにもてあそばれてるなぁと思いつつ、泣きました、parallel。ひとつめの方が物語としてはより好きだと思うのに、泣くとか笑うとかはそれとはまた別の次元でそれはそれでいい♪ 私はものすごく、「てっとりば…

若者と労働 「入社」の仕組みから解きほぐす

hamachan先生の新書3つ目、1つ目は政策論、2つ目は歴史論ときてこれは教育と労働との接続。そしてその点ではなかなかに海外比較、というか日本以外と違う日本の特質。ジョブ型の海外と比べれば、メンバーシップ型のわが国は(現在においてもなお)技能のない…

遺伝子はダメなあなたを愛してる

福岡先生のショートエッセイ集。楽しかったけど、長くまとまった文章の方がより面白い書き手(いえ研究者ですが)ではないかしら。福岡先生昆虫少年だったんだ〜♪とか、光合成ってものすごくすごいんだーとか、学習です。