細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

唐詩新選

陳舜臣。年代別でも人別でもなくて、24のテーマ別。テーマは歳時だけでなくって、唱和(テーマや韻を揃えた詩の贈答)とかとても楽しい。白居易と元しん(※のぎへんに眞)さんがご自宅自慢大会してるのですよv季節では私はやっぱり(?)夏の詩が好きだと…

パートタイム労働の法律政策

やっと読み終わった〜。1997年出版ですが、もはや古典かもしれません。 「私」の収入に税金がかかるのって当たり前じゃなかったんだ、というのがいちばんの驚きかな。世帯単位で課税されると、主たる働き手じゃない方の配偶者の(・・・いいたくないけど…

喪の女王

須賀しのぶ。流血女神伝シリーズ、最新刊。 波乱万丈で、前向きで、このシリーズはいいです。 今回は舞台の転換と前回の事後処理に尽きるようでもありますが、やっぱりどこもかしこも前向きで。笑わせどころもしっかりと。サルベーンへのエドの口上、もう、…

銃姫

読まずにほうっておいた3巻。言葉で魔法を組むのはありがちですが好き。ストレートな恋愛模様の2巻がこれまた好きでしたが、3巻は一人で立つこと、かな?3巻だけではまだ何も終わっていない通過点ですけど。いちばんちゃんと立っていそうに見えた姫が実…

内側から見た富士通 成果主義の崩壊

ええとですね。月に10冊という目標を立てていたわけですよ。それで、到底間に合いそうになかったから、会社に転がっていた軽い本で量を稼ごうと思うわけですよ。・・・成果主義が上手くいかないのももっともですな。いや、質が下がっても絶対量が少ないよ…