細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ゴーストハント 海からくるもの

ついに来た来た発売日♪というか、予想してた日の前日に本屋に寄ったら置いてて歓喜。電車の中で読むのがいいかは謎だけど、でも家まで待てるはずもなし。 で、今回は前より怖くはなかったのですよ〜。ぼーさんの活躍もよかったし、少年のしたたかな実力も、…

ビブリオ古書堂の事件手帳

とあるブログでお勧めだったのと〈日常の謎〉+αという内容紹介をみて、最近〈円紫さんと私〉に夢中の私は買う気になったのでありました。古書というキーワードがあるせいか、よりミステリっぽい感じです。+αがなかなか深刻なせいもありますが。 比べるのは…

夜の蝉・朝霧

円紫さんと私の2冊め、5冊め。お姉様の鮮やかな夜の蝉、社会人の確かな歩みの朝霧。卒論を2週も前に書き上げますか…!リドルストーリー、俳諧、グラビア、ベストセラーに損な本。世の本は、いやいや芝居も日記もそして落語も、何もかも多くを背負う、そう…

手紙

東野圭吾。ドラマの予告を見たから読むに至ったのは事実です(笑)。まあ(笑)という話でもありませんが。 差別とか排除とか、なんだろう、この物語の展開がいいのかどうか、わからないけど。こうしかならないとは言いたくないけど、現実には違いない。希望のな…

ぐるりのこと

梨木香歩。かなり社会に関わったエッセイ、でもぐるりのこと。梨木さんは外を見て共感を探し自分の中に醜さを探す。独りよがりにならず、沈まず、そして書くことに繋がる。だからこそのしなやかさ。

琉球の風

陳舜臣。大河ドラマはどうしてちゃんと見なかったんだっけ、でもいま読む気になったのはテンペストのせい。 謝名親方と啓泰、啓山兄弟、だけでなく登場人物がみんな違う考えを持ってるあたりがそれぞれの味で。切り離された大島のその後を思うとそれもまた。…