細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

手紙

東野圭吾。ドラマの予告を見たから読むに至ったのは事実です(笑)。まあ(笑)という話でもありませんが。
差別とか排除とか、なんだろう、この物語の展開がいいのかどうか、わからないけど。こうしかならないとは言いたくないけど、現実には違いない。希望のない話ではないけど、でも。
子供にすぐには読ませたくない、そう思う。
書いてあることと作家が言いたいことは同じとは限らない。このやるせない気持ちを味わったことは読んでよかった、で。罪というのは、とにかく、かなしいものだ。