細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

yom yom Vol.6

雑誌は読書記の対象外のつもりだったけど、でも。定価780円(!)p596、広告と言ったらパイロットのだけで、それも含めひたすら文章。いや文庫本より高いとは、ほんと、思わなかったのでした。でも内容に比して高いとは、口が裂けても言えないのです。 小野…

おしまいの日

新井素子、1992年。何書いてもネタばれですよ、ううむ。 後書きの素子さんと旦那さんの会話が素敵なのです♪ふふふ。 それでは、あとは下へどうぞ。 → Amazon.co.jp

近代の労働観

今村仁司、岩波新書。う〜ん・・・、まあ有り体に言って、読むの辛かったです。古代には労働ではなく余暇が価値あるものとされていたこと、近代に価値観が転換し 怠惰=貧困=悪 とされたこと、労働に内在する喜びなるものはなく、そこにあるのは他者からの…

大学生の教職観と日常意識に関する調査

本、と言っていいのかってところはあるんですけど、これはある年大学祭でもらってきた研究発表です。手作りで製本されてるの。長いこと持ち運んできたのですが(積読、というか立て読く(^^ゞ)、ついに読み終えました。 17人のゼミレポが載っています。共…

韓国併合

海野福寿、1995年。朝鮮開国から日韓併合・・・韓国併合まで。私が学校で習ったのは、はてどっちの単語だったかな?韓国併合へ至るまでのプロセスが丹念に描かれています。日本だけではなく清がいかに韓国へ手を出そうとしたのかも、ときに脅し、そしてその…

約束された場所で

村上春樹、underground2。アンダーグラウンドがそうであったように、インタビュー集です。こちらは、オウム真理教に身を置いていた人、また、身を置いている人。ああ、わかるかも、と私も思う、そんな人たち。オウムにいいところ、人をひきつけるところがあ…