細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

マリア様がみてる 卒業前小景

いつまで先延ばしするんだ!とタイトルを見た瞬間は思ったのは本当のところでありますが、非常に良かったです、これぞカタルシス。次の日も楽しみです。

自由と規律

岩波新書の古典ですね、って古典であることは知っていた(何せx年前に高校の先生に薦められていたのだからして)けど予想以上に古典ですね、の昭和24年の文章です。今でも全然読めますけどね。 固陋なところがあるにしても厳然として生徒の前に立つ教師は美…

ことばの意味

読んでから少々時間が経ってしまって、さて、何のことばがあったかな。のぼるとあがるとかくぼむと引っ込むとか干すと乾かすとか。比べてみてことばの意味を探すお話。忘れていても楽しかったことは覚えているけど、さてはて、そんな読みってどうかしらん。

夢の書 上・下

メリングのケルトファンタジー最新作。何と上下巻2段組、これまでのコンスタントな厚みからすると驚きです。しかしするすると読めていきます、多彩な土地と登場人物。そうそう、舞台はカナダです。 前作にロマンスがなかった主人公、つまり子どもであった彼…