細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

弥栄の烏

最後の1冊だけちょっと時期が開きました。阿部智里の八咫烏。 玉依姫をさらに裏から、おおこう繋がるのかという語りの妙。思えば遠くに来たもんだ。 雪哉の対応はそう来ちゃうのか、と少々もやっておりますが、世界を6冊できっちり閉じたお手並みに敬意を表…

カトク

カトク読みました!よく出来てる、と率直に思います。ディーセントワークガーディアンに比べるとほっこり度が薄い気はしますが、カトクだからシビアにならざるを得ないですかね。 ラストはやはり悩ましい。労働者が経営者的感情を持つこと、経営者を敬慕する…