細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

まとめてラノベ

お釈迦様もみてる 学院のおもちゃ 2作目ですね、ってまだ1か月経ってない?怒られてっていうか気がついて、わーってなる(^^ゞ)祐麒君が男の子らしくて素敵ですv 伯爵探偵エドワード 銀の瞳が映すもの/白き古城に眠るもの とあるところでお勧めを受けた初…

労働経済学入門

大竹先生の新書版労働経済学教科書。大学時代に労働経済はとったけど、それは人事管理史よりだったから、ミクロ経済のこの本はとても面白く、知らないことだらけだった。基礎の基礎だけに、ぎりぎりついていけるかなってところで。現時点向けに補訂されてい…

畑の向こうのヴェネツィア

仙北谷茅戸、イタリアで日本語を教えて夫と一姫二太郎の子どもたちと暮らす日々のエッセイ。装丁もお名前も(!)文章の雰囲気も題材も、そしてその日々の暮らしも、異国の霧の中なのにすごくなじみやすさを感じて引かれて幸せ。エッセイがかなりはっきりと…

雇用はなぜ壊れたのか

大内伸哉先生のちくま新書。労働者の論理vs会社の論理の枠組みで語られる労働法の基礎かつホットトピックは、読みやすく、そしてめちゃくちゃバランスとれていて、・・・読み直すまで内容思い出せなかったよ(^_^;)。解雇規制は誰の利益か、それは結局バラン…

最後の殉教者

初読だったのは表題作ではないんだよね、留学時代の経験を題材にした品々とか。遠藤周作の初期の作品集。 でも再読の表題作の印象が最強です。これは私が昔読んだ児童文学全集の編者を称うべきかな(笑)。

ローマ亡き後の地中海世界 下

読み終えてからこれを書くまで半年も経ってしまいましたよ、それでは記憶を探りつつ。ローマ亡き後の地中海世界、下巻は王様と教皇様の不毛な対立? 地道にさらわれた人を買い戻す十字軍が、意図はどうあれ略取を採算が合う継続的なビジネスにしてしまう。「…

水の伝説

次の日朝から飛行機に乗るというのに夜中の3時から読み始め読了してから眠ったあたり、やっぱり私その日気が立っていたようです。そういう日にうってつけの前向きで健全で課題を残しつつハッピーエンドの児童文学、私を助けてくれたようです。山姫様がきゅ…