細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

夏と花火と私の死体

乙一の本、初めて読む。フジリューの表紙で手にしたら解説が小野不由美だったから(笑)。 死体の私の一人称のふわふわとした不思議なさすぺんす。よく考えるとぞくぞくするような、でもふわふわ感がいい、暑くてひんやりの夏のお話。

はじめての言語ゲーム

ヴィトゲンシュタイン、読んだことないけど。橋爪大二郎先生の講談社現代新書。わかりやすくて面白かった、ってわかりやすいって言えるほど分かっているのかって問題だけど。 2人4語の言語ゲームはおもしろくそして美しい。言語ゲームはゲームではない。ふる…