細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

行人

感想ようやく追いつきました。さて。 この古典はこれまたどこで手に入れたんだか、ものも古い。まあでも紙は茶色いけど旧字体じゃあないからいいや。3年くらい放置していたかと思うんですが、読み始めたらさくさくと。っていうかハーレクイン?とか思ってい…

蓮如

3か月開いてこちらの図書館で借りることができました講談社学術文庫、笠原一男。1月に県立大学図書館で借りたときには読了前に返却期限/利用不可期間が来てしまったのでした。 で、先日の正信偈に引き続く我が家の教えを理解しようシリーズなわけですが、…

別冊図書館戦争 1

別冊なのでおまけです。表紙(帯かな?)で予告されてるとおりべた甘です。どこかに読まなくても差し支えないとも書いてあったような。作者のお言葉であるから(あるから?)いずれも正しく、楽しみました。仕事をしている柴崎さんも凹む彼女も素敵です。別…

ダーリンは外国人 with BABY

本屋で見かけてつい^_^;。楽しかったけどちょっと身につまされる。あのお二人でも険悪になるんだ(:_;)子はかすがいでもあるところ、それだけでもないのもまた。 それでも笑うところもあり、それだけ真面目に前向きです。妙にニヒルなトニーニョのイラストが…

一瞬の風になれ

佐藤多佳子。これも妹ちゃんが貸してくれました♪評判高いのは聞いていたから結構長いこと読みたかったのですよね〜。 高校3年間の陸上部。陸上ってああいう競技なんだ。知らない世界を近しく憧れを持ってみる。それだけでも嬉しいのに、引き込まれて息を飲…

生物と無生物のあいだ

福岡伸一。これは妹ちゃんからお借りしたのですが、めちゃくちゃおもしろいです。語り上手いよ!分子生物学がどういうものかを、歴史と手法と成果を語っているのですが、上手い〜。 研究者たちのどろどろ、遺伝子、エントロピーは増大すること、そしてイキモ…

コタンの口笛 第二部

何故いきなり第二部かというと、第一部は子どものころに読んだからです。多分岩波の、結構立派なハードカバー。ナルニアとかトムは真夜中の庭でとかと同じの。どの年かの誕生日かお正月かに貰って、読み終えて第二部を買ってもらおうとしたら確か絶版だった…

黄泉の王―私見・高松塚

よみのおおきみ、梅原猛、1973。もっとも文庫は1990版で、こちらも図書館のリサイクル品。 隠された十字架も水底の歌も読んでないのにね(^^ゞ。いえそれらを読みたくなったのだからよかったのです。どきどきする主観に満ちた歴史。ともかくにわか石見人であ…

告白 下

通勤時間が飛躍的に増加したため読書量も増えました。ついでに言うと昔お友達に通勤電車でファンタジーは、と申し上げたことを後悔していたり。通勤電車の中でなければなおいいのだけど、通勤電車の中でも読めればそれ以上のことは。 と、閑話休題、告白です…

サイモンの災難

茅田砂胡、クラッシュブレイズ何巻目だろう? 引越しのばたばたの中ふと目の前に本屋を見かけそのままふらふらと手に取ってしまった懐かしの本(新刊です^_^;)。さっぱり楽しんだ。今回気になることもあまりなかったんだよね。幾つ飛ばしてるか知らないけど…