細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

いじめの時間

競作って大好き。ということで思わず買いました。 江國香織、野中柊、湯本香樹実などなど御七方。 湯本さんのはやっぱり読後感がいい。野中柊の不思議な感じ久しぶり。 柳美里はやっぱり怖い。でも読ませる。 どれも巧すぎてずーんと落ち込んだらどうしよう…

彩雲国物語 朱にまじわれば紅

発売されてるって知らなくって、気がついていそいそとお店に行ったら売り切れで、4軒目でやっと買えたよう。 なんだそのタイトルはと思ったのですけれど、外伝でしたからオッケーですv しかも外伝でありながら、短編ですけれどすごく本編に近いv 非公式影…

余は如何にして基督信徒となりし乎

信仰告白の書だと思っていたけれど、カルチャーショックの書だ、これ。 ひどく切実な。 異文化を理解することは、自分の国を理解することだというお題目は何十回と聞いたけれど、それはどういうことかの一端に触れるのははじめてだと知らされる。そのお題目…

その他もろもろ

4/2 マリア様が見てる 妹オークション 紺野緒雪 4/9 薬師寺涼子の怪奇事件簿 夜光曲 田中芳樹 クラッシュ・ブレイズ スペシャリストの誇り 茅田砂胡 マリア様が見てる 妹オークション 紺野緒雪 銀朱の花 楽園の歌 暁の約束 金蓮花 4/23 それでもあ…

ダーリンの頭ン中

私はこのひとの漫画が好きだ〜。 ネタは語学ですが、語学の(とくに英語の)「知識」を求めて読むと、足りない、と思うかも。 英語の知識よりは外国人(というより語学オタク)から見た日本語のほうがおもしろいかな。 というよりもそれよりも、私はこのおふ…

企業年金の法と政策

業務の関係では不要ではないがとりあえず不急、でも押さえとくに越した事はないというところでしたが、ひとまず読了。テキストの中身は網羅的、制度入門の取っ掛かりとしても、辞書としても、使いやすいと思います。それに何より、コラムが、文章が楽しい。…

夕凪の街桜の国

こうの史代さん。知人の話で存在を知ったとき、その話は児童文学の文脈だったから(今思えばこれが出てきてもおかしくはない文脈でしたが)、このタイトルとあいまって、児童文学で、なおかつファンタジーだと思っていました。本屋で見かけて驚いて思わず買…