細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

雇用改革の真実

書き過ぎ?ってくらい書いておられる大内先生。オビにあるように”「労働者のため」は私達を幸せにするか”というのがこのところの(新書という形で表現される普通の世の中(学会ではなく)向けの)大内先生の最上位メッセージなのだろう。そしてそれはこれま…

おとぎの国の郵便切手

安野光雅の、たぶん大人の絵本。大臣と王様と絵描きさんが淡々と、でもにぎやかに。おとぎばなしを題材に、ふふっと笑ませる絵と会話。無邪気ではない大人のお伽話でありますが、こういう和みもよいものです。

神々の食

池澤夏樹の沖縄の食紹介。もちろん美味しそうでありますが、モノより文字がおいしそうといいますか、沖縄とは、って随筆なんですよね、やっぱり。もちろんそれがモノ、食べ物に結びついているのだからして、もちろんおいしそうでよいのですが。旅に出たくな…

犬飼道子自選集1

急に読みたくなった犬飼道子。そしたらうちの図書館には自選集が揃ってる!読んでみたらば・・・すごいの一言。国際的、宗教(カトリック)、いろいろあるけどでもそんなこと(?)より何よりそのエネルギー。 尊敬の一言です。でも、それが当たり前であるべ…

皇帝フリードリッヒ二世の生涯

塩野七生を久々に。これだけのまとまった本を読むのが久々かも。読みはじめまでは時間がかかるけれど、読み始めると帰省の新幹線の中という事情とはいえ、あっという間。じゃぁもっと読めよと思わず自分に突っ込んでしまいますが・・・。 さて、神聖ローマ帝…