細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

絵本・画集・漫画

コロボックル絵物語

なんと有川浩のコロボックル。絵は村上勉さん。さらりと読んでしまってほわりとでも切なく。思わず次にコロボックルを借りてきたのでありました。

おとぎの国の郵便切手

安野光雅の、たぶん大人の絵本。大臣と王様と絵描きさんが淡々と、でもにぎやかに。おとぎばなしを題材に、ふふっと笑ませる絵と会話。無邪気ではない大人のお伽話でありますが、こういう和みもよいものです。

絵本あれこれ

いないいないばあ、おさじさん、のせてのせて、おふろでちゃぷちゃぷ。いいおかおとあなたはだあれも読みつつも、選びたくって前4つをお祝いに。いま調べたらさらにもう3つあるんですねえ。 のせてのせての絵が好き。ちょっとシュールないないいないばあの…

日本人の知らない日本語3

凪子先生の日本語学校マンガその3、そうか日本語学校にも卒業式があるんだ!って当然か(笑)。そこも含めて異文化体験w、もう続編はでないのかなぁ・・・

クジラの見る夢

池澤夏樹と写真とイラスト。イルカ、ロブスター、そしてクジラと人間と。潜水家?ジャックはクジラを見ている、池澤夏樹はジャックを見ている。浮き立つような幸せを隠した文とクジラと人間を対比する美しい写真の山を納めた、字の多い絵本。。

赤ちゃんは待ってくれない

病名で待ち合い時間に読んだ不妊治療の漫画です。卵子の元の細胞は、生まれたときから持っていて、毎月どんどん減っていって閉経の10年くらい前にはもう妊娠はできない…とかいう地味にショックな話。はぁ。

しゃばけ読本

和みついでにたぶんドラマ化記念のいろいろ本。鳴家がたっぷりで可愛い。

日本人の知らない日本語2

変わらず楽しい第2弾。今回のヒットはやはり、すっぱ=忍者ですかね。前作のキャラがみなさん健在です♪

大草原の小さな家 ローラの世界

図書館ならではのお楽しみ、フルカラーの重い本。ローラの実際の一生や、それぞれの小さな家の間取りが載っています。糖蜜キャンディーやレモネードのレシピ、郡展覧会の歴史とか。 何より地図。北から南、そして西、開拓って空恐ろしくもわくわくもする、ロ…

パパ、お月様とって!

本屋さんに置いてあったブックレット版見本用。通常版より小さいけれど、紙が厚いのがありがたい。古典の域に達しているかと思われる名作、この間も悩んだのだけどさすがに私もポップアップの立ち読みははばかられるのでありまして。プレゼントにも微妙かな(…

としょかんライオン

この間から絵本づいております、ふらふら本屋に向かい、そのまま絵本売り場に。本好きにはたまらないですよね、このタイトル、落ち着いて愛らしくユーモアもあるかくあるべしな絵。導入も微笑ましければさらに物語の日常、展開、結びにそのメッセージ、確か…

だるまさんが

1歳のお誕生日の甥っ子のために選んだえほん♪だるまさんが転んだ、を知らないうちに大丈夫かな?っていう一抹の不安はあったけど(笑)、でも可愛いのでたぶんきっと大丈夫。 とりあえずおかあさんにはくすりと笑ってもらえたしね。 子どもの頃からそれなり相…

もやしもん てをあらおう

本屋で見かけてつい立ち読み、絵本なのであっという間に。オリゼーが、どうして手を洗わないといけないか、を教えてくれる絵本です。よのなかには目にみえないものもいっぱいいるんだよね♪インフルエンザ対策で作ったのかと思いきや、(検索すると)それもあ…

日本人の知らない日本語

日本語学校の先生と生徒のやり取りがすごく楽しく漫画もその意をよく捉えてぴったり心置きなく笑えるいい本♪任侠なフランスマダムや恋する詩的な中国男子(というより中国では手紙というのは美文なものらしい)、そして何よりみんなと丁々発止のやり取りを繰…

マジョモリ

梨木香歩さんの絵本、図書館で出会えて幸せにその場で読了。子どもとおとなとその方の、絶妙な距離感と生クリームの落ち着いた甘さ、爽やかな甘露にふうっと一息。

トラのテレサ

おや、紀子さまこんなところに。ビッキー・イーガン文、ダニエラ・デ・ルカ絵、秋篠宮紀子訳の絵本です。ユニセフなんかでありそうな、世界の動物シリーズみたい。擬人化が可愛くも、図鑑みたいなところもあり。穏やかに可愛く、微笑ましく、前向き、ですよ…

結婚式っておもしろい!?

たかはしみき。こげぱんのひと、ってこげパンのイラストは見たことあるけど漫画はないかも(って、あるのか?)でもほかでも何か読んだことあるような、ううむ。まあいいや、ついつい本屋さんで平積みをさっくり立ち読み。結婚式場がどこか分かっちゃったの…

ダーリンは外国人 with BABY

本屋で見かけてつい^_^;。楽しかったけどちょっと身につまされる。あのお二人でも険悪になるんだ(:_;)子はかすがいでもあるところ、それだけでもないのもまた。 それでも笑うところもあり、それだけ真面目に前向きです。妙にニヒルなトニーニョのイラストが…

千の風になって (絵本)

著/新井満、絵/佐竹美保。電車を待つ時間つぶしに本屋さんによって、で、つい。本もいろいろ出ているようですが、歌も覚えておりませんが、原詩がほんとうに作者不詳かどうか議論が多いようではありますが、絵はとてもきれいでした。イギリス兵士の茶色と緑…

優雅に叱責する自転車

エドワード=ゴーリー作、柴田元幸訳。不可解ながらしっかり絵本。意味を考えるべきなのか、ただ漂っていればいいのか。さらりと読むだけでも、にや、と笑みを誘うものではあります。図書館でふと手に取れたことが嬉しくなる代物。 → Amazon.co.jp

セキララ結婚生活

けらえいこ。あたしンちの作者さんですね。普段は行かない古本屋さん、初めて言ったらコミックにはみんなビニールがかかっててびっくり、で、ついつい開いてた単行本であるところのこれを読みふけり。 わたしはあまり不潔でない世界に住んでいるきれい好きで…

変なお茶会

佐々木マキ。薄い、小さい、絵本?子ども向けとは、たぶんいえない。にやっと、変な、本。電動自転車のフォルム、麒麟の乗り方、そんなのが愉しい。地名がたくさん、・・・よくわかってない(^_^;) ・・・お金出して買う気にはたぶん私はなれませんが、図書館…

マリア様がみてる イラストコレクション

つ、ついつい立ち読み(^^ゞ。どれもきれい、幸せ〜♪DVDとかドラマCDとかに使われたイラストを集めてあるようですが、コバルトの表紙以外私はどれも初見だったのでほくほくです。チェリーブロッサムの表紙が誰だかわからなくて(^^ゞ、読み返してしまいました…

BROOCH

薄い紙のしかけ絵本。次のページが透けて見えて、ドレスの模様になったり、翼がついたり。紙を通した色の薄さもきっと計算されてて、すごい。本屋で見かけてつい読み干してしまいました(^_^;)。きれいです。 → 出版社のサイトへ

あらしのよるに

あらしのよるに、ほか全7冊(特別編は読んでません)。紀伊国屋でたくさんたくさん平積みになっていて、ついつい。評判もあらすじも大方聞いていたので、聞いたとおり、そして聞いていた以上に、友情というより恋愛?(←微妙。その隣にあらしのよるに-恋愛…

あのひとに花を

永田萌の人をめぐる絵とエッセイ。 実在の人、お話の人、名もない人に名のある人、とりどり。 いわさきちひろから始まったのはふむふむ、だったのですが、住井すゑ! 敬称略に「!」なんてまったく畏れ多いですがいやおどろきました。 秋桜さんに対する愛情…

ダーリンの頭ン中

私はこのひとの漫画が好きだ〜。 ネタは語学ですが、語学の(とくに英語の)「知識」を求めて読むと、足りない、と思うかも。 英語の知識よりは外国人(というより語学オタク)から見た日本語のほうがおもしろいかな。 というよりもそれよりも、私はこのおふ…

夕凪の街桜の国

こうの史代さん。知人の話で存在を知ったとき、その話は児童文学の文脈だったから(今思えばこれが出てきてもおかしくはない文脈でしたが)、このタイトルとあいまって、児童文学で、なおかつファンタジーだと思っていました。本屋で見かけて驚いて思わず買…