細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

図書館危機

前巻最後のやきもきは、上手く流しました第3巻。笑わせてくれますしやっぱり好きです正論さん。さて2巻にはほとんど戦闘がなかったのに比して、3巻はがうんと血の色が多い。1巻は攻防戦がある割に血みどろではなかったのですが。・・・血みどろなのに心…

図書館内乱

土曜日に図書館戦争を買って妹と実家に帰り、日曜日に妹が父親との賭けに勝って図書館内乱の購入権をgetする。1軒目では売り切れで、そこで図書館危機が出ているのに気づく。2軒目で内乱入手、どうして1軒目で危機を買っておかなかったんだろうと思いつつ…

図書館戦争

有川浩。いやはや、評判どおりに面白かった!正義の味方に確かな憧れ、悔しくって越えたい背中、その底流にしっかり恋愛。そしてもちろん類を見ない魅力的なモチーフ、図書館の自由に関する宣言。図書館好きとしてはこの非常に楽しいこの本で、この宣言が知…

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

妹が貸してくれた、超ベストセラー。と、とはいえ?私はリリー・フランキーという人物を知らない、全く(-_-;)。 文章は読みやすかったです。一気に読めました。いまアマゾンを見たら出版社レビューに「長編小説」とありましたけど、小説?ほんとに?臨場感を…

日中2000年の不理解

王敏、朝日新書。「・・からマンガ封神演義まで」の帯に乗せられたというのはありますが(笑)、その意味では外れですが(苦笑)、全体としてはかなりよかったです。新聞で人間より動物の写真が大きいことは、私には確かに何の不思議もない。むしろ逆だった…

キッチン

吉本ばなな、1988。大人になったのか、今回は無事に読了。でも、確かに、高校時代に挫折したのもさもありなん。決して難しいわけじゃないけど、しかし、何というか、向きが生来の私とかなりずれる。先日の王国は繋ぎとして非常によかったようです。読めてし…

囲碁 (日本の名随筆 別巻1)

中野孝次編。編者のあとがきにもありますように、3種の書き物が入っています。ひとつは物書きが碁を打つ話。もひとつは物書きが碁打ちを語るもの。もひとつは碁打ちが碁を語る。3番めが断然読みやすくって面白いです、二番目もいいのですが。ひとつ目は結…