細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

図書館内乱

土曜日に図書館戦争を買って妹と実家に帰り、日曜日に妹が父親との賭けに勝って図書館内乱の購入権をgetする。1軒目では売り切れで、そこで図書館危機が出ているのに気づく。2軒目で内乱入手、どうして1軒目で危機を買っておかなかったんだろうと思いつつ、3軒目でも(2軒目でも)危機は売り切れ。月曜日にまた1軒目まで行って危機入手。・・・法事の合間に、何やってるんだか。どれも妹を差し置いて(待たせて)読了、でもって所有権は妹に。大人買い、というのかどうか(ちょっと違う)、はまったには間違いない。妹も楽しんだようで狂喜、司書たる母親にもほんとは読ませたかったけど、・・・ちょっと無理かな?
読み始める前は戦争と内乱でおしまいだと思ってたんですが、危機の後さらに1冊出るようですね。っていうか読んでみたら確かに内乱の終わりは完全に待て次号!って感じです。

とと、感想感想。恋愛模様が広がる2作目、それぞれ落ち着くってのは良いものです(笑)。私は笑う正論さんが大好きですが、この巻のいちばんは彼の元カノ、障害を持つ彼の幼馴染に彼が尽くすのを許せないこのお姉さん。「障害があろうがなかろうが」その子は女(の子)だ、と。排除の論理・・・差別とは対極の。潔く慧眼な女らしい女性。彼女には申し訳ないけど彼女の予言どおり落ち着くのは嬉しい(^^ゞ。ぴたりとはまるから次巻での騎士さんの容赦ない一言が、またよいのです。
このテーマのこの本で、閲覧禁止をこう持ってくるところも上手いなあと思います、まさにバランス。舞台装置じゃない確かな敵(?)が出てきて、待て次号。
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・・・しかし、危機が出てから読んでよかったです。こんなところでお預けは辛いよ(^^ゞ。