細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

南鳥島特別航路

旅行記。池澤夏樹。うちの図書館の池澤さんは読破したと思ったのにまだ残ってた^_^;。 南鳥島だけじゃない、すこしめずらしいところどころへ行く旅の記。池澤さんらしく?かなり自然科学。表題は社会科学(「気象観測」を自然への接点ととるか人らしい人の営…

妖精王の月

O.R.メリング。井辻朱美訳。ケルトの妖精の世界と現在の不思議な交錯。結構前から気になっていたシリーズ(そんなのばっかだ・・)だったんですけど、友達のお友達が紹介しておられたので手に取る。(気になっているものは山のようでさらに何かがないとなか…

彩雲国物語 青嵐にゆれる月草

やってしまったお取り寄せ^_^;。発売日に何冊か入荷したみたいでそれは嬉しい。私がお店に行ったときにはもう遅くて所在を聞いて、そしたらまあこういうことにはなるよね。頼んでからそう待ちはしなかったので、やっぱりありがたくも嬉しいです。 さて、今回…

マリア様がみてる あなたを探しに

本屋さんには彩雲国を探しに行ったのですけどね。入荷数が違うのです、きっと(-_-;)。 さて、前回「続く」だったので、今回は順当に続きました。楽しかったv瞳子ちゃん可愛いなあ(前回と同じ感想じゃないか(^^ゞ)。ちさとさんが素敵でございます(笑)。成…

リラの僧院

中野孝次。旅行記、というか旅行先で考えたことの記。いまの日本に疲れた、いかにも少し前の知識人のエッセイというと偏見に満ちているみたいだな、好きなんだけど。アイルランドの道路、車のための道でない、牛のための道のありようの描写が、確かで鮮やか…