2009-05-29 畑の向こうのヴェネツィア エッセイ・対談・自伝・評論 仙北谷茅戸、イタリアで日本語を教えて夫と一姫二太郎の子どもたちと暮らす日々のエッセイ。装丁もお名前も(!)文章の雰囲気も題材も、そしてその日々の暮らしも、異国の霧の中なのにすごくなじみやすさを感じて引かれて幸せ。エッセイがかなりはっきりと後の方ほど魅力的(^_^)。ケンカする子どもたちを前に日本語教師になっちゃうとか、友人の油絵とか、そして夏のバカンスとか、ああ、幸せ! 読む喜びにあふれる一冊でした。