細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

旅猫リポート

私は猫好きに分類されない類の人間なので(嫌いではなくむしろ好きではあるが、猫好きの方の猫ずきっぷりときたら到底私ごときが足元に及ぶものではない)、実はすこし敬遠していてちょっと手を付けていなかった有川浩でありますが、読みだせばやっぱり有川浩、息つく間もなくぐいぐいと。そしてまた泣かされた(>_<)最近涙腺緩いのかなあ、いやべつにそれでぜんぜんいいんだけど!狙ったように泣かされるってのはいいものです。はああ。
はああああ。幸せを語る幸せな、たくましい本です。


たくましいのは猫でひとではないです。ひとのほうはしなやかというかやわらかな。