細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

植物図鑑

有川浩は好き過ぎる・・・。これはまた、すごくむず痒いくらいまっとうな。いやいつも真っ当だけどさ、うわ、もう。
べた甘もいつもむず痒いんだけど、起きて食べて片付けて、の真っ当がもう。夢に見るような落ちてたいい男、すごく真っ当なでもダメダメな、っていうか展開は当然読めるのに(わざわざ読むとかの世界じゃなくてきっと作者と読者の共通見解)、それでもその切なさは。感情を振られるのが小説の喜びだなあと思う、でもすっごく寂しかった(これはプラス評価です(^ ^))。