細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

豆つぶほどの小さないぬ

佐藤さとるコロボックル物語の2。子どものころに読み損ねて、大学時代には妹の本が本棚にあったんだけどなんとなく読めずで、ようやくのご縁。文庫本って便利♪
物語の方は素敵に冒険譚でしたが、解説!1巻目の梨木さんの解説もよかったけど(木かげの家の小人たちとだれも知らない小さな国の初版年が一緒だって知らなかった〜ってかそんなに古いんだ(1959))、この2冊目の有川浩の解説を、コロボックル絵物語を読んでから読めたのはなんとも幸せで。きゅうっと胸が締め付けられたのでありました。