細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

マリア様がみてる 大きな扉小さな鍵

瞳子ちゃんがいとおしくてなりません(涙)。お話は、ついに祐巳ちゃんを卒業してしまったみたい。あとがきで書いておられる「視点」の話は、そういうことだと思います。1年生コンビに期待ができる、痛々しくも素敵なお話でした。
祥子さまはあくまで祐巳ちゃんのお姉さまであってそれ以外ではないのだと、思い知らされつつその割り切りがまた魅力でもあり。お話は祐巳ちゃんの卒業までくらい続くのでしょうが(続いてほしい)、とりあえず、次巻あたりでひとつのハッピーエンド期待したいところです。
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