守り人シリーズ第2作、上橋菜穂子。・・・・・・物語り上手いよ〜！
前作とはまったく別のものとして、（でも分裂してるわけじゃなくって、）見事に構築されてる凄みのある世界。人物の魅力は変わらないけど、世界にも、そこに生む物語にも前作に増して圧倒されています。あの文字サイズであの厚さでどうやって！って思うくらい。しかし実現してるんだよな。
じっとぐっと「つきぬける」、紛れもない大人のバルサの感情は魅力的で、大人に向かい始めたカッサもとても瑞々しくて。冬、地下の水の凛とした冷たさ、そして春！幸せでした。早く返さなきゃ（ぎりぎりまで借りちゃったけど！）。
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