細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

獣の奏者 探求編・完結編

読んでなかった後半2冊、不意に読みたくなる理由は何だろう。まあしかし、読みたくなったんだし読めて良かった、いつ読み始めてもすごくいい、信頼の書き手です。
ラストはほんとにすごいのですが、3巻の終わりがしみじみ強いなと。強いって全然ドラマチックなことではなくて、自分と周りをちゃんと見て、何をすべきか何をしたいか何はすべきでないのかどんな信念をもつのか。すべてのひとりに、すべての親に。4巻も親の話だよなと思うのは、私の歳によるものなのか。
にしても良かったです。はい。