細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

五覚堂の殺人/伽藍堂の殺人

事情により追っ掛けてる作家、周木律。というものの、すでに4作目まで出てると知らなかった、追っ掛け失格ですな。
ずっとシリーズは数学と建築を鍵にしていて、縛りの中での突拍子のなさが楽しい。ネタを作る方はそれどころではないんだろうけど〜。
いや、無理だろそれ!って思わないわけじゃないけど(トリックが、というよりトリックにまつわる過去のエピソードが)それでもそのトリックは好きできっと次も読むんだろうな、と思わせるシリーズなのでした。(←3作目のトリックは素直に読めたので、4作目の方の話)