細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

水辺にて

梨木香歩のエッセイ、カヤックからはじまる、梨木さんって思った以上に行動的。梨木さんらしく淡々と抑制された筆致なので、なのか最近私が本を読んでいなかったからか、はじめしばらくは実はゆっくりしか進まなかったんだけれど、水の上、雨、風が吹き・・・・いつのまにか、飲み込まれてました。小説じゃない、エッセイなのに・・・!
ひたすら、水辺(しかも、陸側ではなく水側)。みずみずしい文章です。