細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

夏の王

飛ばしていましたケルトファンタジー、第4弾。これはうん、歌の石の次に好きかも♪妖精王の月の方はもう忘れちゃったよ〜(苦笑)わたくし実は、恋物語が好きなのかもしれません。
ロマンスといってももちろんこのシリーズ、全然べた甘じゃなくって。斥けあう人間関係の中に少しづつの共感、少しづつそれが育ちながら、でも一人での旅、仲間を得ての旅、少女が彼を救う探索の旅。主人公ローレルはもちろん、ミディールと惹かれあったオナーも、凛としている。確かに妖精を描いているのにこのあくまでも現実的な魅力、それがごく自然であることがすごいです。
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