細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

沖に向かって泳ぐ

池澤夏樹へのインタビュー、新井敏記。マシアス・ギリの失脚池澤夏樹好きになった私としては、それについて語るこれはどこもとても魅力的。池澤さんの私小説の敬遠ぶりは微笑んじゃうくらい納得です。だけど小説は(対談も)結局どれもやっぱり同じひとが書いてるのだと納得で、人って不思議におもしろい、そういうことが語られてもいる対談でした。