細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

不撓不屈

高杉良。ご縁あってお勧めがあり、そのすぐあとにたまたま行った古本屋さんでお見掛けして即買い(なにせ¥100)という出会いもの。企業小説なんてあまり読まないから、ありがたいものでございます。
なんとも峻烈な生き様で、共感も恭順も難しいけど謹んで敬うんだろうなぁ。理想とは違うような、でも理想たるべき一つのかたちです。家族の絆があるから読める、実はしみじみした話でしょうか。