細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

そして5人がいなくなる

はやみねかおる、初読みです。近頃の青い鳥文庫の主流はミステリだ!と聞いてお勧め品を手に取ってみました。
冒頭の、設定じゃなくてその謎解きの材料が全て与えられてる(しかも気付きにくいのから気付きやすいのまでバランスも配置もよく)語り口にこれは楽しいや、と。結局その先は推理しないいつもの読み方をしちゃうのですが、素敵なミステリ児童文学でありました。本格ってああいうこと?