細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

女子の本懐

小池百合子の市ヶ谷55日。いまとなっては(いま9月29日)何となくものがなしくもあるけれど、読んだのはまだ8月中、この本自体は面白かった。
大臣の、政治と行政の二足のわらじの微妙な感じ、アラビア語が堪能ってことも知らなかったなあ。辞任理由はどう説明しようと次官交代の善後策としか見えないわけだし、といってそれは関係ないと説明するのも当然だし。55日はいかにも短いと思いつつ、あの段階ではああしかならないのはそうだろう、賛同できないところもままあるけれど、案外悪くないかもって思ってしまう、知識は愛の泉です。