細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

村上春樹、河合隼雄に会いにいく

これまた家に転がっていたので。こんなの買ってあったなんて知らなかったよう!と思って聞いたら3年前くらいに買ったらしい。この対談それ自体は10年前、1995年。震災とサリンの年、村上春樹アンダーグラウンドを書いている最中。ちなみに、私は村上春樹はそれしか読んでおりません。もちろんこの対談読了後、ねじまき鳥クロニクルを読んでみようと思いましたが、さあ、読めるかな?(笑)
コミットメント。何にでも闇雲にかかわるのでもない、「ベタベタ」に一丸となってするのでもない、コミットメントについて話される。年齢差やそもそもの職業の違いからか、タイトルの通りこれは村上春樹が主語の一品のような気がします。河合隼雄の話は村上春樹に刺激を与え、村上春樹の話が私を刺激する。やっぱり読んでみよう、のそのほかに、さて私は何を刺激されたんだろう。・・・言語化の是非とずるさの洗練くらい、考えてみれるかな。
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