細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

オランダモデル

ワークシェアリングの話かと思いきや、それはごく一部。オランダ人はばらばらである、もとい、いくつかのグループに分かれている。すべてのグループが同じ考えを持つことはできない、また、その必要もまったくない。妥協できる分だけ合意して、進む。ある人から見て悪であるものを、しかし完全に排除はしないでコントロールする。それが必要な人もいるので。国の施策ですら、法律よりも合意(協定)が重要というこのシステム、とっても面白いけれど・・・日本でワークシェアリングの合意ができるのはまだ当分先かなあ。筆者の言うとおり日本は結構合意形成重視型社会だと思うのになあ。
オランダでも、ソフトドラッグは「合法」ではないんですって。ただ一定の条件下では「取り締まらない」だけ。その妙味、わかるんだけどわからない。
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