細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

謎解きはディナーのあとで

病院図書館で見かけて暇つぶしに。東川篤哉
さらっと読み始めて、し、しまった、と。
これは本当に、純然たる混じり気なしの(まったくなしではなくてもほぼなしの)ミステリなのね。ミステリとしてはとてもいいもの(だと思うの)ですが、自分が小説好きでミステリは得意でないことを再確認してしまったのでした。

人物は1冊目を読む限りシンプルな道具立てであるのみと拝読いたしましたが、ミステリとしてはとてもいいものだと思います。納得のいく謎解きです。