細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

アンのゆりかご 村岡花子の生涯

言わずと知れた花子とアンの原作本。孫娘さんの書かれた淡々と伝記です。伝記というと偉人の、になっちゃいますか?そうではない淡々さ、そして水面下の温かみ。微妙な距離。
あまりに淡々としているので、ドラマの熱を補充しつつ読めるのもそれはそれで幸せですが。

赤毛のアンという書名を決めたエピソードが、すごくじわっときました。赤毛のアン、いいですよね。