細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

書店ガール

書店員ふたりのどろどろandお仕事小説。どろどろ部分が結構どろどろでキツいけど、まあでもわかる(笑)。間の悪い、そう思えば実はそれほどどろどろでもないのかな?でも、うまくいかない人間関係って結局そんなもんだよね。
後半の前向きさは一転ご都合主義なきらいもあるけど、やっぱりその一所懸命な取り組みはいい♪ 悪役がステレオタイプなのは惜しいが、大ボスがよかった(?)からまあよしとしよう♪ ?書店ガールが語る書店員のよろこび、編集者にというか本に携わる職業人に抱く夢。どんなに面白い展開を用意しようとも、この本の真骨頂はそこにある。本はいい、そういう本。