細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

労働法

待望の荒木先生の労働法の教科書、いえ去年の本ですよ、そしてもちろん去年読み終わっているのにいまさらいまの感想なのは、他にもまだ感想書いてない新しい労働社会に引きずられたから…ヾ(^_^;
労働法、労働契約法の入った労働法だけどそこもなんだけど国際私法が新鮮だったり。古典的なイメージの労働時間が鮮やかだったり。それに何といっても装丁がいい!鞄に放り込んでおくと黒くなっちゃうのがかなしいけど…。
いや装丁って大事だよ。研究の味わいを体現したみたいな。
指揮命令下、って日本語だけでは確かに労働時間はよく分からない。当たり前っぽい思い込みのあったところにいろいろ考えてみるべき面白さの(しかし実務上そう呑気に言ってられないぽっかり広大な深い)穴。

(そのうち去年レビューに引っ越させます)