2008-06-10 私たちは長崎にいた エッセイ・対談・自伝・評論 永井隆編著。もちろん長崎の、そう原爆の体験記であるのですが、あの日から5年、ここに語られているのはあの日から生まれた人と人との間のひび。それは声高に語られているのではない、人は我が身を思い返すのですが、我が身との間の、人との間の、ひび。痛ましくも抑制された祈りをたたえた体験記です。 → Amazon.co.jp