天と地の守り人

読み終わってしまいました守り人シリーズ(>_<)、上橋菜穂子。3冊一気に読んだわけではない、それぞれ区切りもよいのですが、やっぱりそれぞれっていうよりはひとながれ。第3部、父王の筋、もう一方で侵略者の筋をあそこまで通させた力量はすごいです。子と親のありようも。3部通して、バルサとチャグムの交わらなさとその繋がり、もどかしいのに降参するしかない。それだからなおさら、一緒にいるときの喜び、まったく、もう（喜んでいるのはわたし、読者です）。そしてサグにナユグがここまで効いてくるとは！あくまでサグの物語だからこそ、ほんとこんなふうに組まれる物語り上手いと感嘆します。
半年1年近くかけて読みました。幸せな１０か月でした。
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