2007-01-12 はるかニライ・カナイ 物語/子どもとかつての子供に 灰谷健次郎、1997.訃報に接してからはじめて読む灰谷さんなので、個人的には追悼の読書。お話はいつもの灰谷さんらしい沖縄の語り、戦争を語ることについての抑制の加減に年輪を見る。(太陽の子にだってその抑制はあったのだけど。) 丸山先生が漁で溺れかけるエピソードにひどく引きよせられ、灰谷さんの実体験じゃないですよね(?)とどきどきする。 → Amazon.co.jp