細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

喪の女王3

久しぶりに書きます感想。でも日付は読んだ日付ですから後から見たらわかりませんね。にしても、本屋でこれを見かけなければ、3月は何ひとつ読了しなかったであろうおそろしさ(-_-;)。
目的のために手段を割り切るひとつの孤高な生き方と、探して探して最後に宗教にたどり着くひとつの、いえ、たぶんたくさんの、哀切な生き方。カリエの立つところはまた少し違っていて、彼女は本当に何もかもから学ぶ。しかし順応性が高すぎるんじゃないかと思ったりするんだけど、それはきっと私が心が狭いんだろう。
あの世界の宗教で私にとって一番印象が強いのは、やはり真っ白な雪のオル教ですが、みなさまいかがでしょう。
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