細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

ローワンと黄金の谷の謎

リンの谷のローワン、2作目。1作目とまではいかないけど(主観)、これもまたよし。
外と内、差別とその否定。お互いなのも差別と言うかな?断固とした、けれど子どもを責めない教育と、「いい人」も差別をするもう一段階の提示。「無用」としてはいけないというレベルと「無用」ではないというレベル、その2段階もうまい。
・・・ああ、こんな感想じゃぜんぜんまったくこれっぽっちもおもしろさが伝わらない。誰もが空を飛ぶこと、憧れるよね。そして1作目もそうでしたが、話全体が1日足らずの時間感覚、好きです。
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