細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

毎日が日曜日

城山三郎。帰省したら父親がちょうど読み終わったというから、拝借。
企業小説ってそんなに好みではないのだけど、すんなり読めた。
前作(「輸出」)も機会があったら読んでみようと思うくらいに。
帰国子女の息子と娘を通して、最終的には主人公にも感情移入しやすかったせいかな。
会社と人生の軸の置き方、重なり方を考えて、耳が痛いというか嫌だというか迷うというか、でもそれが当然だと、私も他人もそうだと、さてまた明日も仕事に行きますか、と、そんな本。
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