2012-05-26 骸骨を乞う 小説/大人と未来のおとなに 彩雲国の最新巻は驚きのハードカバー、たくさんあるのはいいことだ、たぶん。 内容は「そっちか!」っていう驚きで、ネタばれかなあ、政の話じゃなくて、ひたすらに人の話、人の抱える夜の話。旺季さまや悠舜さんがお好きな方にはたまりません。側近達がお好きな方も、最後まで読み進めましょう、人生は長い。 ああこういうことをお書きになりたかったのだと、納得する中身とボリュームと人物選択、それにしても幸いにしてこれは外伝、やはり本篇に入らない。だけど本篇と切り離せない。 読めて良かったと思います。