2012-05-01 国語審議会 社会&人文科学 国語審議会の歴史を語る講談社現代新書。著者の立場がわかりにくくてちょっと読みにくかった。もちろん、立場を全面にだされても読みにくくはなっちゃうわけで、バランスってむつかしい。完全に客観的に読める内容じゃないからな〜。 その分、敬語絡みの後半は分かりやすかった。敬語には、人間関係と階級関係が絡んでて、後者をうやむやのうちになかったことにするなって話。そうか敬語ってよっぽどシンプルになったのだと、奏す啓すと習った古典をしみじみ思い出すのでありました。