細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

ここがおかしい、外国人参政権

どんな本かと手に取ったら、判決文の蛇足ないし傍論はよくない、というそれに尽きる話?でした。賛成、反対それぞれの頭の整理にはなりました。私は統治権の不可分を信じていないので、地方参政権には賛成ですが。
最高裁の傍論に意味があるのは、今度そこを争点にしたらそういう結論が出されるって予想させるからですよね。次の争いが無駄に最高裁まで上がるのを待つより合理的かと。でも地裁も高裁も、裁判官は理由をどこまで書くか、悩ましいだろうことはよく分かります。