細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

モォツアルト・無常という事 / モォツアルト

小林秀雄。ちゃんと一冊読むのって初めてかもしれない。ってこれは2冊分まとめて書いてますが(苦笑)。代表的エッセイの集合体の前者は新潮文庫で、音楽関係エッセイを集めた後者が筑摩文庫。図書館でどっちを借りようか悩んで両方借りてきました。
音楽にせよ、絵画にせよ、和歌にせよなんにせよ、少し手が届くより遠くてだから憧れる、そんな感じを味わわされました。向こうが知っているものをこちらが知らない、不勉強だからといえばそれまでですが、でもその落差がよくて読んでるところはあるように思います。