細波水波

さやさや揺れる風の中 さわさわ揺れる水の音 たゆたいながら月に10冊年100冊

字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ

いかにもなタイトルだなあと思いつつ、時に少し雑かなとも思いつつ楽しく読んでいた日本語&字幕エッセイ。だけど指輪物語の話でつまずいて、私としてはそれ以上支持はできない、この私の心の狭さ。それは字幕屋さんからみればそういうお気持ちになるのだろうけど、あの映画の字幕抗議者達が議論し提案した字幕は、決して1秒4字ルールを無視したものではなかったと、伝えたいこの胸のわだかまり
しかし字幕屋さんが1本1週間等という超タイトスケジュールで製作納品していることはよく分かった。それは尊敬、っていうか製作会社ひどいだろ・・・。観る人にとってもそれは関係ないことであり、でも指輪映画ファンにはそれよりは少し長い時間と何より文殊以上の知恵があったことは確かです。